エリザベス女王杯展望

<11/4 日刊スポーツより>
<G1徹底分析:データの神様>
 秋のG1再開を飾るエリザベス女王杯は、例年通り古馬VS3歳馬の構図。G1恒例「データの神様」では、今年は古馬優勢のデータを導き出した。今春のヴィクトリアMを勝ったヴィルシーナ(牝4、友道)が昨年2着の雪辱を果たすのか。はたまた昨年の覇者レインボーダリア(牝6、二ノ宮)が連覇達成か。もちろん、3歳馬をすべて軽視するのは禁物だが…。

◆古馬優勢
 エリザベス女王杯では毎年、古馬と3歳馬の力関係が予想の焦点となる。同レースが3歳以上となった96年以降では、3歳馬が6勝、4歳馬が6勝、5歳馬が5勝で6歳以上馬が0勝。勝利数だけで言えば古馬が優勢だ。今年はどうなのか?
 今年行われたJRA古馬重賞での3歳牝馬の成績を見ると、のべ10頭が出走して連対はなし。3着も府中牝馬Sでスイートサルサが入っただけとなっている。3歳牡馬ではケイアイレオーネがシリウスSを、コパノリチャードがスワンSを勝っているが、3歳牝馬は厳しい状況。もちろん、クラシック上位馬が出走すれば結果も違ってくるが、例年の傾向を踏まえても古馬優勢だ。

◆ヴィルシーナ
 古馬を占う上でまず注目すべきはヴィルシーナだろう。今春のヴィクトリアMで悲願のG1制覇を達成したが、牝馬限定戦では連対を外したことがない。先着を許した牝馬もジェンティルドンナ、レインボーダリアと安田記念8着時に同4着だったマイネイサベルの3頭だけ。3歳だった昨年のエ女王杯は2着に敗れたが、今年は雪辱を果たすか。

◆連覇もある
 昨年、ヴィルシーナを破って戴冠したレインボーダリアにとって後押しとなるデータがある。過去、エ女王杯連覇を狙った馬は8頭いるが、うち3頭が連覇を達成し、2着が3頭、3着が1頭と7頭が馬券対象になっている。大きく勢力図が変わらないことなど要因はいくつか考えられるが、エ女王杯は続けて好走しやすいレースだ。

◆西か東か
 西のヴィルシーナ、東のレインボーダリアを取り上げたが、そもそも東西どちらが強いのか。今年の古馬牝馬重賞は関東馬の5勝、関西馬の3勝。若干、関東馬が優勢だ。エ女王杯の過去10年の連対馬20頭の内訳は、関西馬が16頭、関東馬2頭、外国馬2頭と圧倒的に関西優勢だが、実はここ4年連続して関西馬は勝利を挙げられていない。東西格差はないと考えた方がよさそうだ。

◆3歳馬はどうか
 ちなみに、3歳馬がまったくダメかと言えば、もちろんそうではない。06年フサイチパンドラから07年ダイワスカーレット、08年リトルアマポーラと3連勝があり、10年1着の外国馬スノーフェアリーも含めれば、ここ3年連続連対中でもある。古馬同士の決着より、古馬と3歳馬1頭ずつの連対が現実的な狙い目だろう。
 穴でおすすめしておきたい3歳馬はラキシス。父ディープインパクト×母父ストームキャットという配合の馬だが、今年の3歳勢でこの配合からはキズナ、アユサンと2頭のG1馬が誕生している。大舞台に強い血統として今後、注目されそうだ。

【結論】
 今年の3歳勢の重賞成績を見ても、古馬優勢の傾向が基本線だろう。続けて好走しやすいレースであるデータから、昨年の覇者レインボーダリア、同2着ヴィルシーナが今年も中心になる。エ女王杯においては東西格差がなくなりつつあり、レインボーの連覇を狙う手も悪くない。もちろん、3歳勢も軽視は禁物。穴なら配合に勢いがあるラキシスだろう。







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