競馬は勝てないカラクリになっている

2013/05/02 (Thu)
なぜ競馬はトータル黒字にすることが極めて困難なのか?最大の理由は、最初から25%を胴元のJRAに抜かれてるからです。
この事実は皆さんも多少は聞いたことあるかもしれませんが、一度明確に説明して
おきたいと思います。
4/28(日)京都11R天皇賞の枠連配当を例にとります。
このレース、枠連に投票された全合計票数は5,886,975票。うち、的中の
枠連1-3には160,425票が投じられていました(1票=100円)。
票数の詳細は、以下から確認できます。
JRAホームページ → デ-タファイル → レース成績データ → 成績表(PDF)
※これを金額に直すと、
全投票金額 588,679,500円-①
的中の枠1-3に投じられた金額 16,042,500円-②
これを仮に胴元が取り分を抜かないギャンブルだとすると、的中馬券分の配当は
①÷②=36.6倍となります。
しかし、現実の競馬は①のうち、最初にJRAが25%を抜きますので、
(①×75%)÷②=27.5倍。
実際の確定配当は27.1倍でしたので、25%+さらにいくばくかの%がプラスされて
JRAが間引きをしているものと思われます。
36.6倍と27.1倍・・・・この差は大きいですよ。
仮にこのレースを100円で30点買いし、的中させた人がいたと考えると、JRAという
仲介業者のいないギャンブルなら回収率は120%でした。しかし実際は90%と元本割
れ。
要するに、競馬というのは極めて買う側に不利なギャンブルである、ということなの
です。一番儲かるのは胴元のJRA。
「<大数の法則>策のない馬券購入は必ず負ける」で書いたように、「競馬」という大きな
くくりの中で馬券の勝負をしている限り、長く続ければ続けるほど、皆全員回収率は75%
に近づいてきます。2人いて1人は55%、もう1人は健闘して95%。この2人を平均して
75%。一見すると片方の人は頑張っているように見えますが、客観的事実は2人とも元本
割れです。。。10人で競馬場に行き、全員が1日の収支黒字に出来なかった・・・25%が
控除されてる馬券の仕組みから考えたら、あり得る話です。。。
これが25%抜かれることのないギャンブルなら・・・
平均回収率は100%になりますから。仮に2人いて1人が回収率85%なら、もう1人は
115%で黒字ということになります。要は赤字の人がいる分、相反して黒字の人がいる。
参加者全員が負けることはありません。誰かが勝って誰かが負ける。
マージャンなどがこれにあたります。
JRAは、100円でも多く馬券を買わせようとします。
各新聞社は、新聞を1紙でも多く売るべく、必死に自社の予想の根拠を力説して紙面を作っ
てます。
テレビ中継は、視聴率を稼ぐために、多くの人が気にしているであろう人気サイドの馬を中心
に番組を進行していきます。
しかし、そのような情報や報道に頼っても、超大穴馬券へはたどりつきません。トータル収支
黒字の道筋も見つけられません。彼らの目的は、競馬ファンに馬券上手になって欲しいので
はなく、いかに自分たちの情報を買ってもらうか、など、作り手側中心の思いしかないのです
から・・・
要するに黒字にする手法を見つけることが出来ていない立場で作られてる情報なのです。
(黒字にすることを諦めてる雰囲気を感じます)
独自で統計を取って馬券研究し、トータル100%超えになる馬券術を見つけ、回収率75%
の世界から抜け出す
⇓
そして、見つけた回収率100%超えの輪の中でしか馬券を買わない。
・・・・・・こういう発想に頭を切り替えない限り、絶対に競馬は勝てません。
25%の控除が、馬券を買う側にかなりの負担となっているのが実態なのです。。。
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統計データを取ることの重要性
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Posted at 14:35:51 2020/02/14 by
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