統計データを取ることの重要性

2013/04/16 (Tue)
競馬は毎回強い馬が順当に勝つのではありません。さまざまなファクターが絡み合い、順当な結果から波乱の決着までランダムに出現します。
角度を変えた見方をしてみます。
16頭立ての場合、着順を1~16番の数値の並び替えゲームだと仮定すると・・・
何万回とレースを繰り返すと、統計学上、各馬番が均等に各順位に出現する結果になり
ます。
馬番に視点をおくと、出現は均等になりますが、基準を単勝人気順に変えてみた場合、
当然ながら上位人気ほど上位着順にくる確率は高くなります。
このような発想をひとひねりしてみます・・・・
何かの拍子に、一定のレースのみ買い続けたら収支が黒字になりそうな買い方が見つか
ったとします。この場合、これに着目してある程度データを蓄積します。100,200とデー
タサンプルを増やしていき、結果は黒字キープで〇。
では、これをどの程度までデータ蓄積すれば信頼度のおける買い方と言えるのか?
私が読んだ下記の本の48ページにはこう書いてあります・・・・・
→日本初のノーベル賞受賞者、湯川秀樹博士がこうおっしゃった。「発想は5年間は
たんなる思いつき。統計と数値に裏打ちされ、はじめて信頼できるものになる」
→『万葉集注釈』の澤瀉久考博士の言葉も脳裏に刻まれている。
「研究は10年でスタート、20年で骨格ができあがる」
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偉大な2人がこう言うのですから、重みのある言葉です。このくらいの単位で統計を取り
続けて、初めて信頼の出来るデータということになります。
「そんな長期間、自分には出来ない」と投げ出した時点で負け。。。
<大数の法則>の理屈からいって、戦略なき馬券を買っている限り、トータル収支は回
収率75%を超えることは絶対にありません。。。
ちなみに私ですが、2008年からデータを蓄積し、黒字可能性の馬券法をいくつか見つけ
ております。ただ、上記偉人2人の示すデータ蓄積期間(5年~20年程度)までは足りて
いないため、100%信用出来るかが不確実なところであります。
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